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[SS]フェイトの勘違い(前編)

もう9月ですね。黒光です。当面はインフルエンザが不安な今日この頃ですが、
うちの学校はどうなるやら。(麻疹のときは休みでした。)

さて、うちはSSサイトです。←

なのに7月以来、SSあげてないという状況でして・・・
このお話は書き始めたのは6月頃だったはずなんですが、あるぇ?
やっと今日唐突に後編が思いついたので、とりあえず前編だけ公開します。

それでは追記からどうぞ~




外回りから戻ってきた私は所定の位置に車を止めて、はやてへの報告のために六課部隊長室へと向かっていた。

日は傾いてきたとはいえ、本来なら帰還は夜になるところだったが、予定より大分早く帰れたため、今の私は上機嫌♪

「大分早く帰ってこれたから、なのはとゆっくりしようっと♪」

語尾に♪が浮かんでるだけじゃなくて、無意識でスキップなんてしていたらしい。(ヴァイス談)

そう、食堂でなのはの話し声を聞くまでは…



フェイトの勘違い(前編)



六課の建物は構造上、食堂を通り抜けた方が各部署へ早くたどり着ける。
だから、部隊長室に行くのであれば、部外者でない限り普通は食堂を通るのだ。

食堂の入り口にさしかかったちょうどその時、話し声が耳に入った。

「…気分はどうですかなのはさん?」

「うーん、さすがにこれはちょっと…」

声からすぐになのはとティアナだとわかった。

一声かけてから行こうとして、なのはを呼ぼうと、声を出そうとして、

「なの…」
「でもフェイト隊長ですよ?」

それはティアナの言葉に書き消された。

(え?私の話しをしてるの?)

本人が居ないところでする話しなんてまず聞く機会はない。

とっさに鉢植えの観葉植物の影に隠れた。


そしてなのはの次の一言が全てを打ち砕いた。

「フェイトちゃんにはもう飽きちゃった。かな?」


ピシッ


世界が凍り付いた音がした



「じゃあ誰ならいいんですか?」
「そうだなあ。シグナムさんかな?」


(シ、グ、ナ、ム!)


ドサッ


手に持っていた書類があたりに散らばったが、もはやそんなことはどうでもよかった。



(なのはは言った。私に飽きたと。そしてシグナムを選ぶと。)



気がついたときにはその場から走り出していた。







ドサッ

「えっ?」

音のした方を見ると書類が散らばっていて、

「な、なのはさん!あれ!」

ティアナが指差したその先には
流れる金髪とそれを留めた黒いリボンの後ろ姿がちらりと見えた。
「ティアナ、追いかけよう!」
「はい!」

勢いよく立ち上がり、フェイトが立ち去った方へと走りだし、ティアナに話しかけた。

「っ…ティアナ、もしかしなくても、今の話しフェイトちゃんに聞かれちゃったかな?」

「はい…間違いないかと。」

「そっか。そうだよね。フェイトちゃん、傷ついてるよね。」

「とにかく今は追い付くのが先決です!」

「うん!急ごうティアナ!」

ティアナとともに廊下を走り抜け、六課のエントランスに着いたがフェイトの姿はない。

「どうしたんだ2人して?」

代わりに見つけたのはヴァイスだった。

「ヴァイス君、フェイトちゃん見なかった?」

「フェイト隊長なら、走って駐車場の方へ行ったよ。なんだか泣いてるみたいだったが、なんかあったのか?」

(私、フェイトちゃんを泣かせちゃったのか…)

「ヴァイス陸曹、ありがとうございます!急ぎましょうなのはさん!」

「うん。ヴァイス君、またね。」
エントランスを飛び出して駐車場の方に目をやるがフェイトの姿は見えない。

さらに走って駐車場へと向かう途中、前方で一瞬だけ金色の長い髪がちらりと見えた。
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プロフィール

黒光(くろみつ)

Author:黒光(くろみつ)
リリカルなのはと出会ってやっと2年(2010年3月時)。
やっと中堅組?ですが、はまったものは深く長く。
SSなどようやく書くのに慣れてきました。
wind-and-bluesky100[at]hotmail.co.jp
連絡用のメールアドレスです。
[at]を変換してからご使用下さい。

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